診察室での検査と「ほぼ悪性」の示唆
胸の痛みで受診したクリニックで、超音波とマンモグラフィの検査を受けました。
病理検査をしないと確定はできませんが、画像を見た感じでは悪性っぽい、ということでした。
悪性と聞いた時、私はなぜか冷静でした。
がん家系(※1)のため、自分もなるだろう、と思って生きてきたからだと思います。
「あー、やっぱりなったか…」
心の中はそのような感じでした。
改めて受診をして、マンモトープ生検を受け、1週間ほど後に結果を聞きに行くことになりました。
医師からは紹介先の病院を決めておくように言われました。
いくつか名前を出しながら、主治医制とチーム制があること、初診までに待つ期間、個室料金についてなど、患者目線で病院選びの参考になることを教えてくれました。
このクリニックは今回胸の痛みで初めてかかったのですが、とても良い先生と検査技師さん、また受付の方も感じがよく、良いクリニックに出会えてよかったな、と思いました。
病院選び
さて、結果が出るまでに、紹介先の病院を決めなくてはいけません。
先生が教えてくれた情報も踏まえて、まずは通える範囲の病院をかたっぱしから調べました。
・病院の公式ホームページを見て、実績、体制や治療方針などを確認する
・口コミを見て自分に合いそうかを考える
口コミについては、★の数だけを見るのではなく、良い口コミも悪い口コミも、内容をすみずみまで読みました。
その中で、「自分にとって合わないかもしれない」という病院ははじこうと思いました。
「待ち時間が長い」「感じが悪い」といった言葉だけでは、自分に合うか合わないかはわかりません。
例えば感じが悪いとして、具体的に何がどうだったのか?という内容の中身が重要です。
がん治療となると、短期間ではありません。
また、メンタルもダメージを受けることが考えられます。
その中で、自分の心に負担がなく、通いやすく(乗り換えが少ない・徒歩が少ない)、金銭的にも負担が少ない(いざとなったらタクシーでも高額ではない、個室料金が比較的高くない)、そのような点を考えて病院を決めました。
検査結果
マンモトープ生検をうけてから1週間が経ち、病理の結果を聞きに行きました。
結果は「悪性」。
私は通いたいと決めた病院を伝えました。
「良いと思うよ」
先生からはそう言ってもらえて少しホッとしました。
ただその病院は待ち時間が長く、おそらく1カ月半待ちとのこと。
その間に悪化したら?という不安は正直ありましたが、そういうものだと割り切り、その日を待つことにしました。
後日クリニックから連絡があり、予約が確定したとのこと。言われていた通り、約1か月半後の予約となりました。
初診待ちの過ごし方
さて、予約の日まで、1か月半もの時間があります。
この間、私は色々なことを調べて過ごしました。
この時点では、私はまだサブタイプが分かっていませんでした。
そのため、具体的にどのような治療になるかがわかりません。
抗がん剤治療、ホルモン治療、放射線治療、手術(部分切除、全摘)、再建、そういったものがあること、それがどういうものか、どれくらいの費用がかかるのか、そういったことを調べていました。
ここで私は初めて、HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)というものを知りました。
(※改めて別記事を書こうと思います)
自分の中でざっくりと以下のような方針を立てました。
・HBOCなら両側全摘+自家組織再建
・違ったら腫瘍がある方を全摘+自家組織再建
・間に合えば先に卵子凍結
卵子凍結の助成金について、また、医療用ウイッグの助成金についても調べました。
その他には、加入している医療保険について改めて確認したり、医療用ウイッグのお店を調べたり。
また、少し別のお話ですが、治療が始まると生ものやアルコールの制限があるのでは?という思いもあり、大好きなお刺身やユッケ、お酒を堪能して過ごしました。
【注釈】
※1「がん家系」について
医学的に「がん家系」という明確な定義はありません。私は直系の親族で高齢ではないうちにがんになった人が何人かいたため、「自分もなるかもしれない」という思いが日常的にありましたが、遺伝が強く関与している「遺伝性腫瘍」は全体の一部であるそうです。

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